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2008年01月01日

適正サイズ

松岡正剛氏と茂木健一郎氏の対談本 「脳と日本人」

松岡:
組織というものは、生物学的にも社会学的にも、それぞれの機能においてライトサイズがあると思っているのです。


なぜか、社会組織進化論だけは、「ともかく大きい方がいい」というようになってしまった。


たとえば士業の事務所の適正サイズは、どのくらいだろうか?
ワンストップと特化というのは、競争のお皿にのるのだろうか?

上記の松岡氏の論説は、その前に出てきた、茂木氏の以下の文と、私には繋がって思える。
茂木:
結局、すべてが一目で見渡せるような、いわゆるパノプティコン的な監視体制を作ることが、
すべての独裁者の夢なのですね。しかし、そのような完璧な監視体制は、決して成立し得ない。

パノプティコン; ウイキペディアより「邦訳すれば全展望監視システムのこと。全てを(pan-)見る(-opticon)という意味である。イギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムが弟サミュエルに示唆を受け設計した刑務所その他施設の構想であり、その詳細が記された『パノプティコン』が1791年に刊行されている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%83%B3

組織を作るってことは、お山の大将になりたいってことで、他者と競争して勝ちたいと…
とすると、必然的に、独裁を(完全ではないにしても)心理的に求めるのではないか?
従って、組織は大きい方がいいと。

難しい問題だが、規模を追求すべきか、適正規模で行くか。
一番の問題は、人がその器をわかっていないってことかもしれない。
人間が考えることを、放棄できないなら、ほかの動物のような適正って難しいかもしれない。

人間が、自分の器を知るには、哲学するしかないが、哲学するだけの素地を持った人の数は
そんなに多くないかもしれない。
だから、大衆(多くの人って言うくらいの意味かな…)は、カリスマや独裁者を望むんじゃないだろうか。
プラトンの哲人を望んだふりをして…

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